電線は住宅配線から工場設備まで幅広く使われ、更新や解体に伴って廃電線が発生します。廃電線には銅やアルミなどの有価金属が含まれる一方、被覆材を含めた不適切な処理は法令違反や環境負荷につながります。適正処理の流れとリサイクルの考え方を押さえることが重要です。
本記事では、電線の種類、廃電線処理の法的義務、処分手順、リサイクルの背景、ナゲット処理、事例、処理機械とメーカーまで詳しく紹介します。
電線の種類と廃電線の適切な処理方法を解説
電線は、住宅の配線で使われるVVFケーブルのような身近なものから、工場・ビルの幹線設備で用いられる高圧用ケーブルまで、用途に応じて多様な構造と材料で作られています。配線工事の更新や建物の解体、設備の入れ替えが発生すると、電線は「廃電線(電線くず)」として排出されます。
一方で、廃電線の内部に含まれる銅やアルミニウムは再利用価値が高く、資源としての重要性が年々増しています。こちらでは、電線の代表的な種類を整理したうえで、廃電線を適切に処理するための法的な考え方、処分の流れ、そしてリサイクルが注目される理由までをまとめて解説します。
◇電線の種類

電線は、送る電力の大きさ、敷設環境(屋内・屋外・地中・架空)、耐熱性や耐候性、柔軟性の要否などに応じて使い分けられます。代表例を整理すると次のとおりです。
- VVF(平形)/VVR(丸形)
住宅の屋内配線で広く使われるビニル絶縁ケーブルです。扱いやすく施工性にも優れるため、一般住宅の配線でよく採用されています。 - CVケーブル
耐熱性・耐候性に配慮した構造で、工場やビルの幹線、屋外配線などで使われることが多いケーブルです。設備規模が大きい現場ほど採用されやすい傾向があります。 - IV電線
盤内配線や電線管内配線などで用いられることが多い絶縁電線です。用途に応じた取り回しのしやすさが重視されます。 - DV電線/OW電線
電柱からの引込線や屋外の架空配線で使われる電線です。環境条件の影響を受けやすいため、用途に応じた仕様選定が欠かせません。 - EM-IE/VCT
環境負荷の低減を意識したエコ電線や、柔軟性が高く機器の移動を伴う用途に適したキャブタイヤケーブルです。使用場所や作業条件に合わせた選定が重要になります。
このように、電線は「どこで」「どれだけの電力を」「どのような条件で」使うかにより適材適所で選ばれています。廃電線の処理やリサイクルを検討する際も、電線の種類や構造を把握しておくことで分別や委託の判断がしやすくなります。
◇廃電線の適切な処理の法的義務
廃電線は、廃棄物処理法の枠組みの中で産業廃棄物として扱われるケースが多い点に注意が必要です。排出事業者には、いわゆる排出事業者責任の原則に基づき、適正な保管・収集運搬・処分を行う責任が発生します。
こちらは「委託したから終わり」ではなく、委託後も適切に処理が実施されているかを確認・管理する姿勢が求められます。
処理を外部へ委託する場合は、次のような対応が基本となります。
- 許可を受けた産業廃棄物処理業者へ委託する
- 法令に沿った委託契約を締結する
- 産業廃棄物マニフェストを用いて処理状況を管理する
電線くずには銅やアルミなどの有価金属が含まれる一方、被覆材には樹脂や添加剤などが含まれるため、処理の仕方によっては環境負荷が生じる可能性があります。不適切な処理や不法投棄は厳しく禁止されており、違反時には罰則や行政処分だけでなく、企業の社会的信用にも影響が及ぶおそれがあります。法令遵守に基づく適正処理と、リサイクルの推進を一体で考えることが重要です。
◇処分の流れ

電線くずの処分は、法令に沿った手順で進める必要があります。基本的な流れは次のように整理できます。
- 分別・仕分け
銅線・アルミ線など導体金属の種類や、ビニル・ゴムといった被覆材の違い、金具類の混在状況などに応じて分別します。こちらを丁寧に行うことで、再資源化の効率が上がり、後工程の処理も進めやすくなります。 - 許可業者への委託(産業廃棄物に該当する場合)
自治体の許可を受けた業者へ処理を委託します。委託時には契約締結とマニフェスト発行を行い、収集運搬から中間処理、最終処分までを追跡できる形に整えます。 - 中間処理・リサイクル/最終処分
再資源化できるものはリサイクル施設で金属回収が行われ、再利用が難しいものは適切な方法で処分されます。こちらの管理状況を可視化しておくことで、監査や社内管理にも対応しやすくなります。
適切な処理は、環境保全だけでなく、企業のコンプライアンス体制や対外的な信頼性の維持にも直結します。
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廃電線のリサイクルが注目されている理由

廃電線リサイクルが重視される背景には、DXの進展や脱炭素化の加速により、銅を中心とした導体金属の需要が世界規模で増加している点があります。新規採掘には大きなエネルギーとコストが必要となる一方、スクラップからの再生は環境負荷を抑えやすく、資源の安定確保にもつながります。こちらでは、注目の理由を4つの観点で整理します。
◇資源循環の利点

銅は古くから利用されてきた金属ですが、地殻中の存在量が多いわけではありません。そのため、使用後の銅をスクラップとして回収し、再資源化して原料へ戻す循環の仕組みが重視されてきました。
廃電線は発生源が比較的明確で、品質も一定水準で把握しやすい傾向があるため、回収・選別・再利用の流れを効率的に回しやすい点が特徴です。価値の高い銅を無駄なく循環させることは、資源枯渇対策にとどまらず、持続可能な社会づくりにもつながります。
◇環境への負荷低減効果
銅のリサイクルは、新規採掘や精錬と比べてエネルギー消費量を抑えやすく、CO₂排出量の削減にも寄与しやすいとされています。加えて、鉱山開発が減れば森林破壊や土壌・水質汚染のリスクを抑え、生態系への影響も軽減しやすくなります。
地球温暖化対策だけでなく、生物多様性の回復を目指すネイチャーポジティブの観点からも、リサイクルの価値は高まっています。
◇技術の進歩

銅リサイクルの現場では、AIやロボティクスによる選別・解体工程の高度化が進み、これまで回収が難しかった微細な銅資源の回収や、再生銅の高純度化が進展しています。さらに、従来の高温処理に依存しない湿式メタルリサイクル、電気化学的回収など、環境負荷を抑える新技術も注目されています。
微生物を活用したバイオリーチングなどの研究も進んでおり、銅リサイクルはより高効率で持続可能な仕組みへと進化しています。
◇銅価格の高騰
電気自動車や再生可能エネルギーの普及により銅需要が拡大する一方、供給側は鉱山開発の停滞などで伸び悩み、構造的な供給不足が続くと見られています。加えて、主要産出国のストライキや地政学リスク、関税導入への懸念などが市場心理に影響する場面もあります。
こうした環境では、新規採掘だけに依存せず、既存資源を有効活用することが重要になります。廃電線に含まれる銅は品質面でも比較的安定しており、価格変動リスクへの備えとしても価値が高まっています。
ナゲット処理とは?廃電線のリサイクルの流れ

廃電線リサイクルの方法として近年主流になっているのがナゲット処理です。廃電線を破砕・粉砕し、被覆材と銅を分離して回収する方法で、手作業による皮むきと比べて安全性や作業効率を高めやすい点が特徴です。焼却処理と比べても環境負荷を抑えやすく、銅が酸化しにくいため、再生資源としての品質を確保しやすいとされています。
◇ナゲット処理とは

ナゲット処理(ナゲット加工)では、被覆電線や被覆銅線をナゲット機(粉砕機)で細かく粉砕し、銅と被覆材を分別・回収します。一般的には、定量供給装置で投入量を整え、一次粉砕機・二次粉砕機へと工程を進めます。磁選機や振動ふるい機で異物を除去したうえで、比重選別により導体金属と被覆材を分離します。
回収された銅は米粒大の均一な形状になり、高純度な再生資源として再利用されます。被覆チップは、マテリアルリサイクルやサーマルリサイクルへ回されることが多く、資源を無駄にしない運用が進んでいます。剥線機では処理が難しい細い雑電線にも対応しやすく、大量処理にも向く点が評価されています。
◇廃電線のリサイクルの流れ
廃電線リサイクルの目的は、導体金属(銅・アルミ)をできるだけ無駄なく回収し、同時に被覆材の再利用も進めることにあります。導体金属は価値が高く、回収・再利用の体制が比較的整っていますが、被覆材は従来、産業廃棄物として処分されるケースが多く見られました。
近年は処分規制の強化や処理費用の上昇を受け、被覆材のマテリアルリサイクルやサーマルリサイクルが進められています。基本的な流れは次のとおりです。
- 工事現場・解体現場などで発生した廃電線を適切に回収・搬送する
- 導体金属、被覆材、金具類などを選別・分別する
- 静電分離、比重分別、蛍光X線や中赤外線による材質判別などを用いて精度を高める
- 導体金属は不純物除去後に溶解・精錬され、再生原料として利用される
- 被覆材は樹脂別に精製・ペレット化して再生原料化するか、難しい場合は燃料として活用する
こちらの工程設計により、資源回収率とコスト、環境負荷のバランスが大きく変わります。
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廃電線リサイクルの取り組み事例と今後の課題

廃電線リサイクルは、銅やアルミといった有価金属の回収にとどまらず、被覆材を含めた資源循環の高度化が求められる分野です。近年では、全国規模で廃電線を回収し、金属だけでなく被覆樹脂まで高い水準で再資源化する取り組みが進められています。
一方で、地域差による回収量の偏りや、塩ビ被覆材特有の技術課題など、解決すべき点も残されています。こちらでは、廃電線リサイクルの先進的な事例をもとに、全国展開の仕組みや高リサイクル率を支える技術、そして今後の課題について整理します。
◇廃電線回収の全国的な取り組み

廃電線リサイクルを継続的に進めるうえでは、「発生場所から回収し、再資源化工程へ安定供給する仕組み」を構築できるかが重要になります。実際の事例では、建設・解体現場、設備更新を行う工場、電気工事会社など複数の排出源を想定し、回収の導線を整備した取り組みが見られます。
回収量を確保するためには、現場側が分別しやすいルール設計や、回収スケジュールの平準化が欠かせません。たとえば、工事の繁閑で排出量が偏る場合でも、拠点側で一時保管と工程計画を組み、処理能力とのバランスを取る運用が行われています。
また、全国規模で回収を行う場合は、輸送効率や集荷コストが課題になりやすいため、複数拠点での受け入れ体制や、現場に近い場所での一次選別を組み合わせるなど、物流面の工夫が成果を左右します。
◇被覆材を含む高リサイクル率

被覆材まで再資源化できる体制が整うと、廃電線リサイクルは「金属回収」から「総合的な資源循環」へと位置づけが変わります。事例では、回収した使用済み電線を専門施設で処理し、湿式・乾式の比重分離などを用いて、銅・アルミと被覆樹脂を高精度に分別する工程が紹介されています。
金属類は再資源化のルートが比較的確立している一方、被覆材は材質が混在しやすく、樹脂ごとの分別精度が品質を左右します。そのため、樹脂別に精製してペレット化し、再生原料として安定供給できる状態まで整える点が高リサイクル率の前提になります。
さらに、再生樹脂は電線材料に限らず、建材や自動車部材などへ展開されるケースもあり、用途が広がるほど需要が安定しやすくなります。加えて、マテリアルリサイクルが難しい一部の被覆材はRDF化してエネルギー利用へ回すなど、最終的な埋め立て依存を減らす工夫も行われています。
◇制度動向を踏まえた今後の課題
高いリサイクル率を実現する仕組みが整いつつある一方で、今後の課題としては「回収量の安定確保」と「市場構造との調整」が挙げられます。
廃電線は従来から有価物として流通してきた経緯があり、地域によっては既存の回収ルートが固定化している場合があります。そのため、新たな循環スキームを広げようとしても、排出側の分別負担や価格条件、回収の手間などが導入障壁になりやすいです。
また、回収量には地域差があり、工事量の分布やリサイクル意識、排出物の管理体制によって取り組みの進み方が変わります。西日本エリアなど特定地域で回収量が伸び悩むといった課題が示されることもあります。
加えて、埋め立て処分コストの上昇や産業廃棄物規制の強化は、被覆材リサイクルを後押しする一方で、処理側には設備投資や運用コスト増の圧力もかかります。制度動向を踏まえ、回収網・処理設備・再生材の販路を一体で整える視点が重要になります。
◇塩ビ被覆材リサイクルの技術課題

塩ビ(PVC)被覆材は、廃電線の中でも再資源化が難しい領域として扱われやすく、技術課題の整理が欠かせません。理由の一つは、塩ビ被覆がメーカーや用途ごとに配合が異なり、難燃剤や可塑剤などの添加剤が多様である点です。混合状態で再生すると品質が安定しにくく、用途によっては物性差が問題になりやすくなります。
特に、電線の絶縁部材として再利用する場合は、JIS等で求められる電気特性(絶縁性能や耐久性など)を確保する必要があり、再生材だけで安定的に基準を満たすのが難しいケースがあるとされています。結果として現状では、要求特性が比較的緩やかな用途(低電圧電線の外皮、シート、床材など)への展開が中心になりやすいです。
今後、塩ビ被覆材の再利用範囲を拡大するには、樹脂の高精度分別と精製に加え、配合差を吸収できる品質設計や、処理工程の低コスト化が鍵になります。現場で扱う廃電線の種類が多いほど混合リスクが高まるため、回収段階での分別ルールや受け入れ基準を整えることも重要です。
廃電線のリサイクルに役立つスクラップ処理機械

廃電線リサイクルを効率的かつ安定した品質で進めるためには、処理工程に適したスクラップ処理機械の選定が不可欠です。近年は、単に銅やアルミを回収するだけでなく、被覆材を再利用可能な状態まで処理できる設備が増えており、リサイクルの付加価値を高めやすくなっています。
処理対象となる電線の種類や量、設置スペース、後工程とのつながりを踏まえ、工程全体で最適な機械構成を考えることが重要です。こちらでは、廃電線リサイクルで使用される代表的なスクラップ処理機械を整理します。
◇切断機

切断機は、大型スクラップや建設廃材など、重くかさばる資源を圧縮・切断するための前処理設備です。頑強な構造により高い剪断力を発揮し、鋼材やガサ物を効率よく扱えるよう設計されています。
近年は、油圧システムや制御技術の改良により、処理スピードと省エネ性能を両立したモデルも増えています。切断後の材料は、そのまま破砕工程や選別工程へ送ることができ、後工程の負荷軽減にもつながります。
また、省スペース設計の固定式モデルや、現場移動に対応できる移動式タイプなど、設置環境や運用条件に応じた選択肢が用意されている点も特徴です。
◇破砕機

破砕機(シュレッダー)は、スクラップを細かく粉砕・細断し、後工程での選別効率を高める中核設備です。廃電線や混合スクラップを一定サイズまで均一化することで、金属と被覆材の分離精度を向上させます。
横型・竪型など投入物や処理量に応じた構成があり、破砕後は磁選機や比重選別機と組み合わせて、鉄・非鉄金属・プラスチックを効率よく分別できます。
近年のモデルでは、粉じん対策や軽量物の分離機構を備えたものも多く、作業環境への配慮や環境負荷低減を意識した設計が進んでいます。連続運転を前提とする現場では、耐久性や保守性も重要な選定ポイントとなります。
◇スクラッププレス機

スクラッププレス機は、処理後のスクラップを圧縮・成型して取り扱いやすい形状に整える設備です。ばらつきのあるスクラップを一定サイズにまとめることで、保管効率や輸送効率が大幅に向上します。
圧縮された成型品は、製鋼工程や再利用工程へそのまま投入しやすく、物流コストの削減と作業効率の向上を同時に実現できます。
特に、処理量が多いリサイクル現場では、スクラッププレス機を導入することで、場内スペースの有効活用や工程全体の流れを整理しやすくなる点がメリットです。
◇廃電線処理機
廃電線処理機は、廃電線やケーブルから銅などの導体金属と被覆材を効率よく分離・回収するための専用設備です。破砕から選別までを一体で行える機種も多く、短時間で高純度の銅回収につなげやすい点が特徴です。
近年は、細径線や雑電線にも対応できる機種が増え、手作業による皮むきが難しい電線の処理効率向上にも寄与しています。
また、保守性に配慮した構造や、集塵対策・低騒音設計を採用したモデルも多く、作業環境や周辺環境への影響を抑えながら運用できる点も評価されています。多様な廃電線を扱う現場では、処理能力だけでなく対応線種の幅も重要な検討ポイントになります。
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金属スクラップ処理機のおすすめメーカー3選
金属スクラップの処理効率を高めるためには、用途や処理対象に適した機械を選定することが重要です。特に廃電線リサイクルの現場では、破砕機・切断機・スクラッププレス機など、複数の処理機械が工程ごとに活躍します。
こちらでは、実績や技術力、対応領域の広さといった観点から、金属スクラップ処理機を手がけるおすすめメーカーを3社紹介します。
◇株式会社テヅカ

株式会社テヅカは、福岡県を拠点に金属スクラップ処理機械や環境リサイクル機器の開発・製造・販売を行っているメーカーです。切断機・破砕機・選別装置など、リサイクル向けの幅広い機器を取りそろえ、産業廃棄物の処理から再資源化までを一貫して支援しています。
また、機械の導入後における保守・点検・修理サービスや、リサイクル処理に関するコンサルティングを提供している点も大きな特徴です。自社技術に基づいた堅牢な機械設計と、現場ごとの課題に応じた柔軟な提案力が評価され、全国の事業者から信頼を得ています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社テヅカ |
| 所在地 | 〒811-3125 福岡県古賀市谷山942-1 |
| 電話番号 | 092-941-1311 |
| 公式URL | https://tezuka-group.co.jp/ |
これまでに、全国各地のリサイクル事業者へ多種多様な機械を納入してきた実績があり、スクラップシャーや油圧プレス機は福岡県をはじめとする複数の現場で稼働しています。破砕機についても、北海道・熊本・長崎など各地で導入されており、地域のニーズに寄り添った機器選定と、長期稼働を支える信頼性が強みといえます。
また、以下の記事では株式会社テヅカの特徴や事例について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
なお、株式会社テヅカについてさらに詳しく知りたい方は、公式HPでも確認できます。
◇株式会社アーステクニカ

株式会社アーステクニカは、2003年に川崎重工業と神戸製鋼所の破砕・粉砕技術を統合して設立された総合破砕・粉砕機器メーカーです。金属、プラスチック、木材、古紙など、多様な素材に対応したリサイクル機器や処理プラントを開発・製造し、環境関連法規に対応したリサイクルソリューションを提供しています。
金属スクラップ処理機の分野では、廃車や家電、雑品スクラップの破砕に適した設備を中心に、幅広いラインナップを展開しています。特に、横型・竪型の破砕機は、鉄・非鉄金属・樹脂などが混在したスクラップを細かく破砕でき、後工程における金属回収や選別効率の向上に貢献します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アーステクニカ |
| 所在地 | 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-4 東京建物神保町ビル |
| 電話番号 | 03-3230-7151 |
| 公式HP | https://www.earthtechnica.co.jp/ |
さらに、選別機と組み合わせることでリサイクルプラント全体の処理能力を高める構成が可能であり、自走式破砕機や省エネモデルの導入も進んでいます。国内トップシェアを誇る破砕機をはじめ、選別機と組み合わせたリサイクル設備を幅広く展開し、廃棄物の効率的な処理を支えています。
なお、金属スクラップ処理機については以下のメディアで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
◇株式会社新居浜鉄工所

株式会社新居浜鉄工所は、1937年創業の歴史ある産業機械・リサイクル機器メーカーです。リサイクル向けの破砕機やシュレッダをはじめ、コンベアや選別装置など、リサイクルプラント全体を支える機械の設計・製造・据付・保守までを一貫して対応しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社新居浜鉄工所 |
| 所在地 | 〒474-8502 愛知県大府市横根町惣作208 |
| 電話番号 | 0120-611660 |
| 公式HP | https://www.niihama.co.jp/ |
同社の特徴の一つが、自社開発による破砕刃です。高い耐久性と処理効率を備え、国内外で400台以上の納入実績を誇っています。さらに、現場での刃の交換やメンテナンスが行いやすい設計となっており、稼働率を重視する事業者にとって扱いやすい点も評価されています。
これらの機器は、リサイクルプラントの中核設備として、金属資源の回収と再資源化を支える重要な役割を担っています。
なお、金属スクラップ処理機については以下のメディアで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ

本記事では、電線の種類と廃電線の適切な処理方法を紹介しました。
電線は用途に応じてVVFやCVなど多様に使い分けられ、寿命や工事により廃電線として排出されます。廃電線は産業廃棄物として扱われる場合が多く、排出事業者には許可業者への委託やマニフェスト管理など、適正処理を徹底する責任があります。
処分では分別を起点に、収集運搬から中間処理、最終処分までを管理し、再資源化できる金属は回収して循環させます。近年は脱炭素化や需要増を背景に銅の価値が高まり、選別技術の進歩や塩ビ被覆材の再資源化も進んでいます。ナゲット処理は銅と被覆材を効率よく分離する主流技術であり、事例でも高い回収率が示されています。
切断機・破砕機・プレス機・廃電線処理機などの設備を適切に組み合わせることで品質と効率を両立できます。法令順守と資源循環を両立する運用を整えることが、今後の現場価値を高めます。本記事の内容を参考に、廃電線の処理とリサイクル体制を見直してみてください。
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